シンガポールへの旅作*1を活用して、3月までに修業をしている方がちらほらTwitterのタイムラインでお見かけするようになってきました。
私も先日、シンガポールプレエコ旅作での修業を済ませてきたのですが
この修業で一番不安だったのが、深夜の空港からホテルまでの移動についてでした。
シンガポールチャンギ国際空港からホテルへの深夜移動は「GrabShare」というシェアタクシーを使って快適に移動できたので、そちらをご紹介します。
成田発のANA便は深夜着
ANA旅作で成田発の便を選択すると、ひとつ悩ましいことに、NH803便・NH801便で、シンガポールチャンギ国際空港に到着するのが深夜0時付近になってしまうことが問題になります。
いわゆるSINタッチ*2であれば特に問題はなく、トランジットホテル*3などを利用する方法があります。とめきち (id:tomekichisfc)さんが記事にされていますが、だいたい4500円くらいで過ごせるようです。※2017/02/17追記
予約はBooking.comでしました。日本のホテルを予約するのとほぼ変わりません。予約履歴を見てみると、2016年7月1日の予約で55シンガポールドル、4432円との事でしたので、1ドル=約80円で決済したようです。アメリカ大統領選挙後円安になっていますから、現在だともう少し高いかと思います。
しかし、OKA-SIN旅作は最低2泊の旅程になるので、いずれにしてもシンガポールに出国をして深夜にホテルに行かなければなりません。
そして到着した後に、イミグレーションでの入国手続、荷物受取が必要なので、空港に接続しているMRT(地下鉄)の終電は終わってしまっています。
ホテルまでの移動はタクシー1択になる
すると移動手段としては深夜タクシーということになってしまいます。
すると新たな不安がわいてきます。シンガポールだと比較的安全かもしれませんが、海外でタクシーを利用するとなると
- 正確な目的地を英語で伝えられるか
- 白タクにボラれないか
- 目的地に着くまでいくらかかるかわからない
などの不安があるかと思います。
そこで、割安で価格もフェアな「GrabShare」というシェアタクシーをオススメします。
GrabShare: On Demand Carpool Ride Sharing Service | Grab SG
GrabはUberの東南アジア版みたいなシェアタクシーサービスで、しかもハイヤー指向のUberより安く、多くのタクシー運転手もGrabを利用しているので待機タクシーが大量にあり、シンガポールのどこにいても大抵すぐつかまります。
GrabShareはこのような特徴があります。
- 現在地から目的地を正確に運転手に伝えられる
- 事前に料金が設定され明朗会計
- 運転手には現金払いではなくカード払いも選べる
- 呼んだらすぐ来る
- 相乗りなので安い
ちなみに、深夜で通常のタクシーを利用すると$30~40SD(2500円~3200円)かかるようなのですが、このGrabShareだと$13.5SD(1080円)で済みました。
現地SIMが必要
ただし、Grabはスマホアプリを介したサービスなので、現地で使えるスマホでデータ通信やSMSを利用する必要があります。
チャンギ空港ではなぜか「両替所」で最安のSIMカードを売っています。ただし現金のみで購入可能です。*4チャンギ空港の到着ロビーでも「SIMここで売ってるよコーナー」みたいなものがありますが、そこは高いプリペイドカードしか売ってません。
私が購入したのはSingtelのプリペイドカードで転送量4GBで$15SD(約1000円)です。私は3日間の滞在でかなり使った方でしたが、結局1GB強しか使いませんでした。
実際のアプリの使い方
SIMを使えるように設定したら、アプリでアカウント登録を済ませて起動すると現在地の周りに待機しているタクシーがうようよリアルタイムで出てきます。
※これは後日別のところに行く時に起動した画面です。
現在地は自動でセットされるので、行きたいところをタップで登録するか、文字列でDROP-OFFのエリアに住所を入力します。行きたいホテル名を入力すると、自動で検索してくれて、住所が補完されるので、旅作でeTicketに書いてある住所と合っていることを確認します。
すると、この時点でかかる料金がSGD5と明示されます。なるほど、この料金でいいなと確認して「Book」ボタンを押すと・・・
近いところにいるドライバーにこの条件でオファーが飛びます。 OKな人が見つかると、
ドライバーが表示されて
電話がかかってくるか、アプリのメッセが来ます。「ターミナル2番の何番出口に居る?」とか「ここに着いたけど、どこにいる?」とかメッセがくるので「No5」とか「Yes」とか簡単に答えて、現地に向かうとドライバーがいます。
ポイントはこの例だと「SGS4145G・ToyoyaAxio」のようにナンバープレートと車種が明示されるので、それで合っているかを確認します。
ドライバーにアプリの画面を見せて、確認してもらい、トランクを開けてもらい、荷物を載せて搭乗します。あとはあらかじめ指定した場所に連れて行ってくれます。ドライバー側のアプリはナビになっていて、自分が指定したところに正確にドライバーを誘導してくれます。
Shareタクシーなので隣人がいることもある
空港からホテルに向かう時に、既に1人の白人が同乗していました。GrabShareは同じような方向に搭乗したいユーザをマッチングして相乗りさせる仕様なので、自分だけが現地に乗せられることもあれば、見ず知らずの同乗者のついでに乗せられる事もあります。
そのかわり料金が安くすむ仕組みなのだと思います。
Uberを利用した事の有る方なら文句なしにGrabがオススメです!