福岡出張ついでにエコノミーの搭乗計測をしてみました
久しぶりに仕事で福岡に出張してきました。ちょうど混んでいる便のエコノミー席に搭乗できたので、搭乗前後のプレミアムサービスの効果を比較するために実際にかかった時間を測ってみました。
NH0255 羽田-福岡 13:25発 という、ビジネスデイでも満席だった人気路線の国内便でした。※写真はプレミアム席ですが、空席「×」となっているのがわかります。搭乗口でも空席待ちが多数発生していたので、満席の便だったと思います。
お盆や年末年始とは規模が違いますが、搭乗と降機に時間がかかります。※この時間帯の保安検査場は10分~15分弱くらいの待ち時間でした。
保安検査場の前に、手荷物がある場合はANA BAGGAGE DROPやカウンターなどで預ける必要があります。羽田空港で手荷物をANA BAGGAGE DROPで預ける手順は下記の記事にまとめてみました。
SFCを含むプレミアムメンバーはプレミアムクラス専用カウンター・優先搭乗・手荷物受け取りの優先などのサービスが受けられる大きなメリットが謳われています。
こちらがノーマルマイレージ会員羨望の桃源郷「プレミアムチェックインカウンター」(来年になったら俺もあそこに行くんだ・・・
その実際の搭乗と降機の時間差はいかほどか。エコノミー視点でのプレミアとの搭乗/降機のプロセスと待ち時間の違いを実際に計測してみました。
出発まで
全員が登場する直前の搭乗口はこのくらいの混み具合で、待機席は全て埋まっているくらいの盛況ぶりでした。
出発前 | エコノミー | プレミアム |
---|---|---|
40分前 | ターミナル到着 ANA Baggage Dropで荷物を預ける |
|
35分前 | 手荷物検査場(10〜15分) | |
25分前 | 搭乗口 | ターミナル到着 プレミアムクラス専用カウンター 荷物を預け手荷物検査 |
20分前 | 搭乗口待機 | 搭乗開始 |
15分前 | 搭乗開始 =検査通過締切 |
席到着 (トータル10分) |
10分前 | 空席待ち開放 | |
8分前 | 搭乗口通過 最終案内コール |
|
5分前 | 席到着 (トータル35分) |
搭乗完了するまでにかかる時間は大きく違います。ターミナル到着から搭乗完了するまでの時間はプレミアム10分、エコノミー35分。その差は25分。おおよそ、その差を体感できると思います。
降機から
駐機後 | エコノミー | プレミアム |
---|---|---|
1分後 | 待機 | 降機 |
3分後 | 降機 | |
12分後 | 荷物受け取り (トータル12分) |
|
15分後 | 荷物受け取り (トータル15分) |
駐機場到着から荷物受け取り完了するまでの時間はプレミアム12分、エコノミー15分。その差は3分。荷物を受け取っても受け取らなくても差は2~3分程度。手荷物受け取りの優先の効果は国内線にかんしてはあまり差は無さそうです。
搭乗には大きなメリット。降機はそれほど差はなし。
搭乗の差は25分。降機の差は2~3分程度といったところで、搭乗の際の余裕はかなり体感できる程度と思います(まだ経験ないのですが・・・)。降りたあとの時間にかんしては国内線ではそれほど差は無かったので、国際線でのイミグレーションでの差が気になるところです。
数字に表れないストレスの差
ところで、年末年始、お盆GWなどの混雑時は手荷物検査場が更に混雑すると思われます。実際、復路の便の福岡空港の手荷物検査場はかなり混雑していたのですが「こんなに混んでて15分前に来てたらどうなってたんだよ!早くしろよ!」とブチ切れてたオジさんがいました。色々ツッコミどころ満載な感じでしたが、係の人も、周りの人も、そしてこのオジさんも、ストレスが増えるだけで、辛いことになっていました。そういう方々をなるべく回避できるのもストレスレスという数字に表れないプレミアムチェックインサービスのメリットだと実感しました。
さいごに
皆さんはいつもどのくらい前に羽田空港に到着するようにスケジュールされていますでしょうか?30分前?1時間前?
念のために、手荷物検査場の係員の方に「出発時刻のどのくらい前に検査場に来ればよいですか?」とお聞きしたところ
「この時間帯は混雑が予想されますので、30分前にはお並び頂ければと思います」
との事でした。
電車の遅延などを考慮して、私は1時間前にターミナルに到着するようにしています。プレミアムメンバーであれば、30分前到着でも余裕で、最悪20分前でも間に合いそうです。遠方からの始発電車の到着時刻が密接に関わってくる早朝便の場合は搭乗前時間は死活問題なのでプレミアムメンバー効果を最も発揮すると思います。